全国日本修験道保存協会
自然を尊び、心を磨き
古き良き伝統を未来へ届ける
謹んで皆様にご挨拶申し上げます。
古来、日本人は深い山々に神仏の姿を見出し、自然と一体となって己の心を磨き上げる「修験道」の道を歩んでまいりました。山に入り、風を感じ、滝に打たれ、大自然の懐に抱かれながら己を削ぎ落とす修行は、単なる宗教的儀礼を超えた、日本人が誇るべき精神文化の真髄であります。
しかしながら現代、過疎化や後継者不足により、全国各地で尊い山々の修験道場や伝統行事、修験古道が途絶えかねない危機に直面しております。また、情報が氾濫しストレスに晒される現代社会において、人間が本来持っていた自然への畏敬や「心を調える」という営みが、これまで以上に求められています。
こうした時代だからこそ、私たちは「全国日本修験道保存協会」を設立いたしました。
全国の修験道における伝統・文化・自然環境を保護し、次世代へと正しく継承することを目的としております。修行の場である豊かな山林を護り、古き良き行事や伝統芸能を記録・保存すると同時に、現代を生きる人々の「心の再生」に寄与する開かれた場を創出してまいります。
信仰の根本を守り伝える「修験総本庁」の教理と連携しつつ、本協会は社会や地域、行政と手を携える架け橋となり、修験道の持つ真理と実効性を未来へと繋げていく所存です。
天地とともに生き、真の心を養うこの修験の道を、日本の未来、そして世界の平和へと広く届けてまいる所存でございます。皆様方の温かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
全国日本修験道保存協会 会長 成心総師
日本最古の山岳信仰
全国日本修験道保存協会は、現代社会を生きるすべての人々へ向け、日本古来の精神文化である修験道修行への参加を広く呼びかけています。
厳しくも豊かな大自然の懐に身を置き、回峰や滝行といった行に挑むことは、日常の雑多な迷いやストレスを削ぎ落とし、素顔の自分自身と深く対話する貴重な機会となります。修験道は単なる知識や歴史の理解にとどまらず、自らの体と心で体感してこそ意味を成す実践の道です。千年以上継承されてきた山岳信仰の法灯を守り、自然への畏敬と感謝の心を呼び覚ますことは、混迷を極める現代において真の強さと穏やかな心を取り戻すための糧となるでしょう。
経験の有無や年齢、性別を問わず、同じ志を持つ全国の人々と共に汗を流し、励まし合いながら歩む時間を通じ、かけがえのない絆も生まれます。大自然の霊気に包まれ、己を磨き直す新たな一歩を共に踏み出してみませんか。志を共にする皆さまの積極的なご参加を心よりお待ちしております。詳細や日程については協会事務局まで直接お問い合わせください。