■加持祈禱
「加持祈禱」は、仏教や神道において、僧侶や神職などが特別な儀式や祈祷を行って、人々を守護し、幸福をもたらすことを指します。この儀式は、信仰心を持つ人々にとっては、厄除けや病気平癒などの願いを叶えるための重要な手段の一つとされています。
加持祈禱は、具体的には、経文を唱えたり、お経を読み上げたり、線香やお灯篭を使った儀式を行ったりすることがあります。また、時には、特別なお守りやお札を授けることもあります。
ただし、加持祈禱は、法力や霊力を持った僧侶や神職によって行われることが望ましいとされており、素人が自分自身や他人を守護するために行うことは避けるべきです。また、加持祈禱はあくまで補助的なものであり、本来は自己の精神修行や行いによって幸福を得ることが大切であるとされています。
◆加持祈禱(かじきとう)
■増益の護摩修法
「増益の護摩修法」は、仏教における修行の一つで、火を用いた儀式である護摩(ごま)を行うことで、幸福や繁栄などの増益を得ることを目的としています。
護摩は、密教の修行法の一つであり、火を用いて「邪気を祓い、福徳を増し、神仏の加護を得る」ことを目的としています。護摩を行う際には、熱い炭火の上に特別な木材や法具を投じ、その煙を浴びることで、心身の浄化や悪霊の除去を図ります。
増益の護摩修法は、この護摩に、さらに増益をもたらすための修法を加えたものです。具体的には、修行者が特別な文字やマントラを唱えながら、木材や法具を燃やし、煙を浴びることで、自己の願望や願い事を神仏に託し、増益を得ることを目的とします。
増益の護摩修法は、日本の真言宗や天台宗などの密教系の宗派で行われることが多いです。ただし、修行法の一つであるため、自己の願望を追求するだけでなく、心身の浄化や慈悲の心を育むことが大切であるとされています。
・商売繁盛祈願・五穀豊穣祈願
■息災の護摩修法
「息災の護摩修法」は、仏教における修行の一つで、煩悩を消し、身体の健康や長寿を祈ることを目的とした護摩(ごま)を行うことで、健康と長寿を得ることを目的としています。
護摩は、密教の修行法の一つであり、火を用いて「邪気を祓い、福徳を増し、神仏の加護を得る」ことを目的としています。護摩を行う際には、熱い炭火の上に特別な木材や法具を投じ、その煙を浴びることで、心身の浄化や悪霊の除去を図ります。
息災の護摩修法は、この護摩に、さらに身体の健康や長寿に効果があるとされる特別な文字やマントラを唱えながら、木材や法具を燃やし、煙を浴びることで、健康と長寿を祈り求めることを目的とします。
息災の護摩修法は、日本の真言宗や天台宗などの密教系の宗派で行われることが多いです。ただし、修行法の一つであるため、自己の健康や長寿を追求するだけでなく、心身の浄化や慈悲の心を育むことが大切であるとされています。また、医療や健康管理の代替手段としてではなく、補助的な方法として捉えることが望ましいです。
・息災延命祈願・病気平癒祈願
■調伏の護摩修法
「調伏の護摩修法」は、仏教の修行法の一つで、煩悩や邪念を調伏するために、護摩(ごま)を行うことを指します。
調伏とは、自分自身や他者を支配する煩悩や邪念を制御し、調整することを意味します。護摩は、火を用いて「邪気を祓い、福徳を増し、神仏の加護を得る」ことを目的として行われる密教の修行法です。調伏の護摩修法では、身体の痛みや心の苦しみなど、自分自身や他者を苦しめる要因を祓い、慈悲の心を育むことを目的としています。
調伏の護摩修法は、真言宗や天台宗などの密教系の宗派で行われることが多く、修行者は、護摩用の木材や法具を用意し、その中に自分自身や他者を調伏するための特別な文字やマントラを加えます。そして、護摩を燃やし、その煙を浴びることで、自己や他者を苦しめる邪念を祓い、心身の浄化を図ります。
ただし、護摩修法は、火を使った危険な作業であるため、専門的な指導が必要です。また、修行法の一つであるため、自分自身や他者を調伏するだけでなく、慈悲の心を育むことが大切であるとされています。
・除霊浄化祈願・厄除祈願
■鈎召の護摩修法
「鈎召の護摩修法」とは、密教の修行法の一つで、自分自身の煩悩や邪念、魔性を調伏し、悟りを開くために行われる修行法です。
「鈎召」とは、「魔を捕らえ、自分のものにする」という意味で、この修行法では、自分自身の中にある邪念や魔性を「鈎(かぎ)」で捕らえ、自分のものにすることを目的としています。
鈎召の護摩修法では、護摩と呼ばれる特別な火を用いて、自分自身を浄化し、魔を調伏します。この護摩には、仏教の経典や真言などが加えられており、火にかけることで煩悩や邪念を祓い、心身を浄化することができます。
修行者は、鈎召の護摩修法を行う前に、まず修行のための心構えを整え、専門的な指導を受ける必要があります。また、護摩を行う場所や時間帯、護摩用の木材や法具、護摩の言葉など、細かいルールが存在するため、注意が必要です。
鈎召の護摩修法は、真言宗や天台宗などの密教系の宗派で行われることが多く、修行者は、自分自身の魔性を捕らえ、浄化することで、悟りを開くことを目指します。
・開運祈願 ・子授け祈願
■敬愛の護摩修法
「敬愛の護摩修法」とは、密教の修行法の一つで、慈愛心を育て、自己の邪念や悪しき心を浄化するための修行法です。
「敬愛」とは、相手を尊敬し、敬い愛する心を表します。この修行法では、まず、自分自身や周りの人々に対して、敬愛の心を持ち、慈愛を育てることが大切です。そして、護摩と呼ばれる特別な火を用いて、自分自身の心を浄化し、慈愛心を深めます。
敬愛の護摩修法では、火にかけることで、邪念や悪しき心を燃やし、浄化することができます。また、護摩の際には、仏教の経典や真言、祈りの言葉を唱えることで、慈愛心を育て、他者に対する思いやりや、自分自身に対する慈しみを深めることができます。
修行者は、敬愛の護摩修法を行う前に、まず修行のための心構えを整え、専門的な指導を受ける必要があります。また、護摩を行う場所や時間帯、護摩用の木材や法具、護摩の言葉など、細かいルールが存在するため、注意が必要です。
敬愛の護摩修法は、密教系の宗派で行われることが多く、修行者は、慈愛心を育て、自分自身や周りの人々を幸せにすることを目指します。
・恋愛成就祈願・良縁祈願
修験密教の修法を、奥伝道総師 伝法阿闍梨 道庭成心より、直接受ける事が出来ます。
■三密加持とは
「三密加持」とは、密教における修行の一つで、密教の儀式や呪文、仏像などを用いて、信者に祈りや加持を行うことを指します。
「三密」とは、身口意(しんくい)の三つの秘密を意味します。身密は、身体の秘密であり、特別な姿勢や呼吸法、マントラなどを用いた修行を行います。口密は、音声の秘密であり、特別な呪文や真言を唱えることで修行します。意密は、心の秘密であり、心の浄化や覚醒を目指して修行します。
加持は、信者に福徳や慈悲を授けることを指します。密教の儀式においては、高度な修行を積んだ僧侶によって、特別な方法で加持が行われます。例えば、仏像に生命を吹き込むことで、その仏像に宿る神秘的な力を通じて、信者に加持を与えることができます。
三密加持は、密教の修行の中でも特に奥深いものであり、信仰心と信頼関係が重要な役割を果たします。ただし、三密加持は、適切な指導を受けた信仰者によって行われるものであり、適当な場所での儀式に限定されます。また、三密加持には、信仰心や奉仕の精神が欠かせないため、あくまでも信者自身の精神修行が大切であるとされています。
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